うたびと

所詮は自己満足な詩の世界

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コップと水


この身体に流れる

この心臓を動かしている

この血は。

血は。

母が嘆いて産み落とした
世間の廃棄物。

父の暴力のはけ口に創られた
生きたおもちゃ。


無数に残る傷跡を、生涯消えない十字架で隠す。


この命が生まれた意味は?

理由は?

ただの動くおもちゃだけじゃ、寂しすぎるよ。
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「生きるのが怖い」

そんな事言って

また逃げようとするの?


「だったら死んじゃえ」


そう答えればいいの?


あなたが考えてるほど

あなたは辛くない。

だって、今みたいに

弱音を吐ける場所があるんだもの。

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闇があるから

光がある。

影があるから

光が分かる。

輝きは

その裏にある暗闇の存在を物語る。

人間の心に似ている。

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過去

過去は捨てたよ。
何も楽しいことが無かったから。

でも、その過去が無かったら
今の自分は存在しない。

何だか矛盾。

でも過去はいらない。
未来もいらない。

現在、
それだけでいいよ。

いつこの命が失われるか
分からないもの。


だから
明日に期待もしない。
今日消えるかも知れないから。

今を生きる、なんて格好つけるわけじゃないけど。




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