うたびと

所詮は自己満足な詩の世界

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ひとつ

たばこと火


ひとつひとつの言葉に

ひとつひとつキズついていったら

ひとつひとつの優しさにも

全く心が動かなくなった。


信じられなくなって

怖くなって

ひとつひとつ壊したくなった。

「一人にさせてよ」

の裏に

「一人にしないで」と

本当の私が隠れていて

正しい私は

いつの間にかどこかに行ってしまった。


ひとつひとつキズが増えていって

そして

傷跡も増えていった。
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