うたびと

所詮は自己満足な詩の世界

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闇があるから

光がある。

影があるから

光が分かる。

輝きは

その裏にある暗闇の存在を物語る。

人間の心に似ている。

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無題

死にたいとか本気で思っても


きっと死ねない。


死ぬ勇気が無いから


生きてるんだもの。



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ぬくもり

何も考えずに
ナイフを握った。
そっと手首に当ててみた。


千切れた体からは
血液が流れ出す。


あぁ、命の色だ。


ここには流れる真っ赤な命がある。
生きている証の暖かさがある。




涙が出た。





「まだ死ねない。」


そう思った。

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友達と自分と

どうでもいいよ、って言葉を口癖にしたら、
だれも話してくれなくなった。



あぁたとえそう感じても、口には出しちゃいけないんだ。



そう理解した。



だから今度は
親身になって相談を受けたら、友達が増えた。



頼られるのは嬉しいな。



でも、自分の弱さを見せられなくなった。



強がっているこの心の行き場所が欲しい。





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いわないこと

小学校のとき親が離婚した。
校区外から学校に通うことになった。
そして、いじめが始まる。


「転校しろよ」
「ちゃんと校区内の学校行けよ」
そう言った、友人…。
幼馴染で、幼稚園も一緒で、家も近所。


傷ついていた時、真っ先に心配してくれたのに。


家を離れたとたん、豹変した。
毎日毎日毎日毎日…。
「この学校から出て行け」と
なじられ、ののしられ、靴に水を、画鋲を入れられた。


1年が過ぎた頃、そいつの家が火事になった。


奴も校区外から通うことになった。
いじめは無くなったけど、この心の痛みは消えない。



ざまぁみろ!!

心の中で叫んだ。



ざまぁみろ!
ざまぁみろ!



声には出さなかった思い。
同じ痛みをお前にも…。


でも言わない。
お前になりたくないから。
お前みたいになりたくなかったから。

言わない。
お前が憎いけど。
お前を許せないけど…。

あの痛みは一生忘れないけど…。

言わない。
言わない。

言わないでいてやる。


お前には、なりたくないから。




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